ASANOT BLOG

本、越境、考える時間。編集者の日記

サウダージ・ブックスは「ひとり出版者」を卒業します!

 

昨年2015年、私、「サウダージ・ブックス」の淺野卓夫は、ご縁があって香川県の仲間とともに「株式会社 瀬戸内人」という出版・メディア事業をおこなうベンチャー企業を設立しました。

仲間というのは、高松市をベースに雑誌「せとうち暮らし」を制作・発行してきた編集長(当時)の小西智都子、副編集長の山本政子、そして小豆島でアートギャラリーやカフェを運営するMeiPAMの代表・磯田周佑。設立にあたって私たちは、瀬戸内・小豆島でオリーヴ事業を展開する小豆島ヘルシーランド株式会社の出資を受けました。

さて私は、2007年からスタートしたサウダージ・ブックスの出版者・編集者としての経験を活かし、瀬戸内という地域に根ざしつつ、またこの多島海を遊動しながら、あたらしい出版活動にチャレンジしていきたいと考えています。そして、いわゆる「ひとり出版者」を卒業し、心機一転、瀬戸内人の設立メンバーやスタッフとともに、「みんなで」本づくりに取りくんでいこうと思うのです。

瀬戸内人の社内では、「せとうち暮らし」、「サウダージ・ブックス」、そして地域デザイン学会の学会誌など専門書を制作する「空海舎」の3つの出版レーベルがあり、それぞれが発行元になってきました。

このたび「瀬戸内人」は出版者記号(908875/株式会社 瀬戸内人)を取得し、あたらしいかたちで出版者・発行元として船出をすることにしました。

そこで、上記の3つの関連出版者は、新規発行を停止します。そして今後、関連する出版物はすべて「株式会社 瀬戸内人」という共通の旗印のもとで発行し、既刊書は同社が販売管理します。

これからサウダージ・ブックスは、文学や写真・アート関連書を中心に制作する、瀬戸内人社内の編集レーベルとして活動します。

瀬戸内人の取締役・編集者として、また「サウダージ・ブックス」の担当者として、私はこれからも読者のみなさまの人生の時間に寄り添うような善き本を、一冊一冊こころを込めて作っていきたいと願っています。

書物と情報の大海原へ漕ぎだした瀬戸内人というちいさな舟の行方を、みなさまに温かく見守っていただければ幸いです。今後とも、ご指導とご鞭撻を下さいますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

2016年7月に株式会社 瀬戸内人より、ローカル発のカルチャー&フィロソフィーマガジン「せとうち暮らし」19号、渋谷敦志写真集『回帰するブラジル』を刊行します。どうぞ、ご期待下さい。

お問合せ:
株式会社 瀬戸内人|サウダージ・ブックス 担当:淺野(あさの)
〒760-0013 香川県高松市扇町2-6-5 YB07・TERRSA大坂 4F
Tel&Fax 087-823-0099
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