ASANOT BLOG

本、ローカル、考える時間。編集者・淺野卓夫(あさのたかお)の日記

エッセイ

原民喜『幼年画』のことなど

『三田文学』2016年冬季号に寄稿したエッセイを再掲載します。 詩人・作家の原民喜の短編小説「貂」の冒頭に、私の好きなこんな場面ある。 帰り路の屋根の色は青く黒く、灯は黄色だった。「夜、色鉛筆使っても駄目よ、黄色なんか白と間違えるから」と姉の菊…